教えて空の日博士



知りたいことがある?それなら、空の日博士である私に聞きなさい。私にわからないことはありませんよ。


空の日博士に質問しよう!
Q&Aを見たけど、よくわからない!?
そんなときは、空の日博士に質問をしよう!

質問する


Q
「空の日」っていつですか?




9月20日です。
詳しくは、このページを見なさい。
・国土交通省航空局:http://www.mlit.go.jp/koku/03_information/02_sora/index.html



空の日博士

Q
整備場の工場見学はできますか?

空の日博士




できます。
詳しくは、各社のページを見なさい。
・ANA機体工場見学:http://www.ana.co.jp/cp/kengaku/index.html
・JAL子供航空教室:http://www.jal.co.jp/kodomo/



Q
飛行機の翼が、しなやかに羽ばたくって本当?なんで?




本当です。
その理由は、乱気流のような激しい気流に遭遇したとき、衝撃を分散させるためです。そうすれば、翼の負担が軽くなり、より安全な航行ができます。さらに翼が受ける衝撃を減らすことで、みなさんが乗っている胴体のゆれも小さくできるのです。そのために翼は、桁(胴体から横に伸びる長細い板)と小骨(桁と垂直に交わる短い板)、それを上下から挟む外板でできていて、弾力のあるつくりになっています。
頭をやわらかくして考えれば、それくらいわかりますよね?



空の日博士

Q
飛行機のエアコンの空気がエンジンから来るって本当?もしかして排気ガス?

空の日博士




排気ガスではありません。
でも、エンジンから来るのは本当で、燃焼前のきれいな空気を使っています。エンジンの入り口から入った空気は、出口に向かう途中でぎゅっと圧縮されて高温高圧(約2気圧850℃!)になり、その一部がエアコンに送られます。エアコンの中では、この熱い空気と、逆に膨張で冷たくした空気(0℃以下)を混ぜ合わせ、ちょうどよい温度の空気をつくりだしているのです。



Q
飛行機の燃料は、どこに積んであるの?




そんなこと知りたいの?しかたないですね、教えてあげましょう。
飛行機の燃料は、主翼(いちばん大きな翼)の中に入っています。これはスペースの問題もありますが、主翼を重くするためです。飛行機が滑走を始めると、主翼には揚力(飛行機を浮かせる力)が発生し、上の方に反り返えろうとします。ところが、そこに燃料を入れておけば、燃料の重みで主翼が反り返る力を和らげることができます。ちなみに、飛行機の燃料には、凍結を防ぐために純度が高く水分の少ないケロシンという種類の油が使われています。
あっ、よけいなことまで教えてしまいました。



空の日博士

Q
雪が降ると、飛行機はどうなるの?

空の日博士




それは、あなた、雪が降ったらたいへんですよ。
飛行機の翼は、揚力(飛行機を浮かせる力)を発生させるために特徴的な形をしています。しかし、雪がくっつくことで、その特徴的な翼の形が変わってしまうと、揚力が発生しなくってしまうのです。「飛行機のスピードで、雪なんか飛んでいっちゃう」と思ってませんか?それは違います!冷たくなった機体には雪がどんどん付着していきます。そこで、整備士が機体に除氷液をかけて、雪の付着を防いでいるのです。
はい、今日の授業はここまで。



Q
ペットはどこに乗ってるの?




私はペットを飼っていないので関係ありませんが、知りたいなら教えてあげましょう。
犬や猫などのペットがいるのは、バルクカーゴという機体のいちばん後ろの貨物室です。飛行機の胴体の下半分は貨物室になっていて、貨物室は主翼を境目にして、前方貨物室/後方貨物室に分かれています。バルクカーゴは後方貨物室のさらに後ろの方(胴体の細くなっている部分)にあります。通常、貨物室の温度は約10℃ですが、ペットが乗っている時には20℃前後にしています。
ちなみに、私の平熱は35.8℃です。



空の日博士

Q
滑走路に「09」とか「24」とか数字が書いてありました。あれは何ですか?

空の日博士




今、忙しいから、1回しか言いませんよ。
滑走路に書かれている数字は、ズバリ!「滑走路の方向」を表しています。たとえば「東向き」などという意味ですが、東西南北だとくわしい方向を表すことができません。そこで飛行機では、磁北を360として時計回りに方角を数字で表しています。たとえば東は090、南は180、西は270、北東なら045となり、すべての方向を3つの数字で表すことができます。この3つの数字の「上2桁」を滑走路に書いて、滑走路の方向が分かるようにしています。たとえば西から着陸する場合は、東(09)の方向に向かうので、滑走路の入り口の数字は「09」です。
それでは、北から着陸する場合の入り口の数字は?
はい、これは来週までの宿題です。



Q
飛行機の速さは、どうやって計っているの?




質問する前に自分で調べなさい!えっ?調べたけどわからなかった?そらなら、私が答えてあげましょう。
飛行機の速さは、「ピトー管」という装置で空気の圧力を計測し、それをもとに計算しています。知ってますか?ピトー管ですよ。ピトー管では、飛行機の正面から受ける空気の圧力(動圧)と、横を通り過ぎる空気の圧力(静圧)を測定しています。この2つの圧力の差と、温度/気圧をもとにして、ADCという装置で速度を計算しています。自転車をこぐとき、スピードを上げるほど顔に当たる風が強くなるのと同じ原理です。ただし、この速度は空気に対する速度なので、風の強さや向きによって変わりますよ。
それくらい、わかりますよね?



空の日博士